代理人費用の説明がなかった 過払い金返還請求で必要となる費用は事前にチェック

代理人費用の説明がなかった 過払い金返還請求で必要となる費用は事前にチェック 正しい代理人の選び方

一般的には、弁護士や司法書士の費用がどの程度必要なのか分からないものだと思います。私もそうでした。

私が司法書士に代理人になってもらう時、真っ先に気になったのが「どのくらいの費用がかかるのか?」でした。過払い金が戻ってきても、そのほとんどを代理人の報酬で持っていかれては、意味がないと思ったためです。

代理人により費用は異なる

過払い金返還請求の際に必要となる費用は、代理人によっても異なります。一般的には、返還された過払い金の中から代理人の報酬を支払うようになるので、マイナスになることはありません。

一般論で言うと、返還された過払い金の20%前後+(着手金、もしくは貸金業者1件につき)という形になっています。

しかし、事務所によって報酬の割合は若干異なります。相談料が発生するところもあれば、しないところもありますし、着手金等が発生したりしなかったりする場合があります。

司法書士、弁護士費用の自由化

現在、司法書士並びに弁護士の報酬額は法律で決められているわけではなく、報酬額は自由化されています。そのため、各事務所単位で報酬額を決定できるのです。

いずれにしても、まず初めに費用面で確認しておきたいことは以下の通りです。

  1. 相談費用はいくらか?
    始めの相談は無料か?その後、何回相談しても無料か?
  2. 着手金はいくらか?
    複数の貸金業者と取引していた場合、貸金業者1件単位で発生するのか?それともまとめて発生するのか?
  3. 報酬費用の割合は?
    返還された過払い金の何%が報酬となるのか?

一番簡単な質問方法 要するに総額はいくら?

過払い請求に関する総額はいくらか?

これが一番シンプルな質問方法かもしれません。

この辺りは実際に契約を結ぶ際の契約書を確認する必要があります。分からない文面があったら正直に「分からないから教えて」という必要があります。そういった細かな質問も丁寧に答えてくれる代理人を私なら選びたいです。

ただし、費用面で代理人の質までは判断しきれないため、じっくりと信頼できる代理人を探すことが肝心です。

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