司法書士や弁護士に高い報酬を提示・請求されたら?

過払い金返還請求の代理人になる「司法書士」や「弁護士」ですが、これらの職業と言えば「固い」「真面目」といった感じですよね。多くの代理人がしっかりと仕事をしてくれるのですが、中にはとんでもない代理人がいるので、注意が必要です。

参照:⇒司法書士の不正相次ぐ

特に過払い金返還請求に関して言うと、2つのポイントに気を付けてください。

  1. 基本的なルールを守っているか?
  2. 成功報酬はいくらか?

という2点です。

基本的なルールを守っているか?

まず、代理人と依頼人が直接会うのは基本となっています。なので、「電話やメールだけで依頼し、返還請求が終わったら口座にお金が振り込まれる。」といったことは通常ありません。

多少面倒かもしれませんが、代理人と直接会うことが必要です。

また、直接話したときに、こちらの話をしっかりと聞いているのかどうかはチェックしてください。多くの方が過払い金返還請求をしています。代理人からしてみると、あなたもその他大勢の一人なのです。なので、事務的に作業を進められると、どこかで問題が発生する可能性があります。特にお金が絡む問題ですので、しっかりと話を聞いてくれる代理人を選ぶことをおススメします。

もし、面談の際に、「なんか違うな?」と思ったら、適当な言い訳をして他の代理人にお願いする方が良いかもしれません。「ちょっと考えてみます。」や「知人と相談します」など、言い訳は何でも良いです。「ちょっとあなたに疑問を感じます!」と言ってあげてもいいかもしれません。

とくに急いで契約させようとする代理人もやめておいた方がいいです。返還請求は代理人にとっておいしい仕事です。返還請求をすればするほど、お金になります。なので、契約を急ぐ代理人もいるので、やはりそういったところは避けたほうが良いでしょう。

参照:⇒直接面談していない

成功報酬はいくらか?

成功報酬がどのくらいなのかは結構重要です。一般的には返還された金額の15%~20%程度が代理人の報酬となります。この割合は事務所によって決めているので、「低いから悪い、高いからいい」といったことはありません。

また、このほかにも「着手金」を取る代理人もいます。着手金は成功報酬以外に支払うお金です。金額としては、1件の貸金業者に取り掛かるのに約5万円程度です。

この着手金が結構負担になることもあります。

例を出してお話します。あなたは過払い金が100万円発生しています。交渉の結果70万円の和解金を貸金業者から提示されました。

「代理人A」 成功報酬20%

70万円の20%である14万円が代理人の成功報酬となり支払います。残りの56万円があなたの手元に戻ります。

「代理人B」 成功報酬20% + 着手金5万円

70万円の20%である14万円が代理人の成功報酬となり支払います。さらに着手金5万円も支払うので、あなたは51万円を手にすることになります。

このくらいだと、「まぁ50万円超えているからいいかな」と思われるかもしれませんが、和解金額が低いと次のようになります。

和解金額が30万円だったとしましょう。

「代理人A」 成功報酬20%

30万円の20%である6万円が代理人の成功報酬となり支払います。残りの24万円があなたの手元に戻ります。

「代理人B」 成功報酬20% + 着手金5万円

30万円の20%である6万円が代理人の成功報酬となり支払います。さらに着手金5万円も支払うので、あなたは19万円を手にすることになります。

和解金額が低くなれば低くなるほど、着手金の影響が大きくなります。着手金はいわば代理人の「保険」のようなものです。依頼人の過払い金は、貸金業者から取引履歴を取り寄せ、引き直し計算をしてみない限りどのくらい発生しているか分かりません。つまり、依頼人の代理人になった時には、どのくらいの金額の仕事になるのか分からないのです。

もし、過払い金が少なかったとしても、着手金を設定しておけば、「取引履歴を取り寄せ、引き直し計算をした手間」が報われるのです。

話を戻しますと、「成功報酬がどのくらいなのか?」や「着手金の有無」を契約する前にしっかりと把握しておかないと、多額の金額を代理人に支払わなければいけなくなるのです。

契約する前にしっかりチェック

必ず契約をする前に契約書をチェックしてください。もし内容が難しかったり不安だったら、「成功報酬はいくらですか?着手金はありますか?これら以外にお金は必要ですか?」と聞いてみてください。

テープレコーダーにこれらを録音しておくのも一つの手ですね。

参照:⇒代理人の選び方

アヴァンス法務事務所

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