軽い気持ちで始めたカードローン

軽い気持ちで始めたカードローン 解決事例

学生時代にクレジットカードを作り、多額の負債を抱えてしまいました。毎月の返済に追われる生活から、つい先日解放されました。

東京での学生生活の中でカードローンを知った

東京で学生をしていた私は、毎月アルバイトで10万円を稼いで生活していました。親の反対を押し切っての状況のため、生活費だけは親の力を借りないと決めたためです。

東京での生活は思った以上にお金が必要となり、アルバイトで稼いだお金だけでは満足のいく生活が出来ませんでした。

そのため、友人に保護者として偽ってもらい、あるデパートのショッピングカードを作ったのがカードとの付き合いの始まりでした。

請求額だけに目が行き、金利は気にしなかった

始めの頃の毎月の請求額は約3万円ほどでした。請求の内訳は特に気にすることはありませんでした。

カードの便利さを知った私は、数か月後には合計3枚のカードを持つようになっていました。カードを初めて作って1年後には、毎月約5万円の返済をするようになっていました。

学生生活後も借金生活は続いた

学生生活を終えるころには、毎月の返済のために新しいカードを作るといった状態になっていました。

A社に返済するためにB社から借り、B社に返済するためにC社に借り、C社に返済するためにA社に借り・・・。限度額がいっぱいになれば新しい消費者金融のカードを作る。

まさに負のスパイラルでした。

会社の先輩に過払い請求を教えてもらった

そんな中、信頼を寄せていた会社の先輩に相談したところ、「過払い請求」のことを教えてもらいました。過払い請求について全く知らなかった私は、更に詳しく調べてみました。

するとインターネットで無料相談を行っている弁護士を見つけたので、早速コンタクトを取ってみることにしました。

弁護士との出会い

コンタクトを取った弁護士は、話を聞く限りでは、過払い金返還請求について相当な知識と経験を持っているようでした。話しやすいし、どんなことにも丁寧に答えてくれました。

「私のような方の返還請求を過去に何度もしてきている」という点に強く惹かれ、お願いをすることにしました。

指示された資料(消費者金融との利用明細、契約書、印鑑など)を集められるだけ集め、後日事務所に行きました。

弁護士と消費者金融との交渉が始まった

弁護士に代理人になってもらい交渉が開始しました。約1か月後、私の過払い金が38万円あるということが分かりました。

消費者金融側は38万円発生している過払い金を、半分に減額するよう要求してきました。そこで代理人は更に交渉をしてくれました。その結果、発生していた38万円全ての金額が返還されるようになりました。

その時の弁護士への基本報酬は5万円。成功報酬が7万円。合計12万円を報酬として弁護士に支払いました。私の手元には26万円残りました。

返還請求をしてみて

私としては、元々「過払い金」という言葉さえ知らなかったので、戻ってくる金額についてそれほどこだわりはありませんでした。勿論、沢山のお金が戻ってきたことは非常にうれしい事なのですが、それよりも、過払い金を発生させるほどお金を借りてしまった自分を反省することの方が多かったです。

借金地獄にはまっていた学生時代。もっとやるべきことがあっただろう。それが借金を返すことだけに夢中になっていて出来なかった。本当にもったいない学生時代を過ごしたと思います。

それでも、過払い金が全額返還されたのはラッキーなことです。弁護士もそう言っていました。学生時代の苦い思い出が、少し和らいだ瞬間でした。

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