金融会社からお金を借りた経験を持つ人であれば、可能性として過払い金が発生している可能性があります。
過払い金とは払い必要のないお金です。考えられない話と思うかもしれませんが、実際に起こっていることです。「払いすぎたお金」を「過払い金」と言います。
本来は払う必要のないお金であるため、適切な行動をすることで戻すことが可能です。
- Q1
- 消費者金融・クレジットカード・信販等で、お金を借りていたことがある。
あなたは「過払い金返還対象者」かもしれません
次の3つの項目に当てはまる方は、「過払い金返還対象者」の可能性があります。
- 長い間、お金を借りていた方。
- 解約してから10年以上経っていない方。
- 借金返済がなかなか終わらなかった方。
上の内容に当てはまる方は、金融会社に「返す必要のないお金を返し過ぎている可能性があります。」そういったお金のことを「過払い金」と言います。過払い金が発生している方は全国に、沢山いらっしゃるのが現状です。でも、自覚していない方がほとんどです。
まさに「知らずに損をしている状態なのです。」
過払い金を取り戻すことを「過払い金返還請求」と言い、過払い金を取り戻すためには、時間と労力、専門知識が必要となります。なので、専門家の力を借りることが重要なのです。
「過払い金返還事例」専門家にお願いしてお金が戻ってきた!
鉄工業を営んでいたがバブルの煽りを受けた
会社経営をしていたのですが、資金繰りに悩み、貸金業者との取引を経験しました。数年後、代理人を通して調べた結果、莫大な過払い金が発生していることが分かり、返還請求を行いました。
学費や仕送りのために抱えた負債
3人の子どもを大学へ進学されるために、資金繰りに困り、消費者金融で資金調達をしました。それがストレスとなっていましたが、過払い金が返還されたことにより、少し救われた気がしました。
軽い気持ちで始めたカードローン
学生時代にクレジットカードを作り、多額の負債を抱えてしまいました。毎月の返済に追われる生活から、つい先日解放されました。
過払い金返還請求を成功させる2つのカギ
過払い金返還請求を成功させるためには、特に以下の2点が大きなカギを握っています。
- プロ(代理人)の力を借りる(相手もプロのため)
- すぐに行動に移す(解約してから10年経つと返還請求できないため)
過払い金返還請求の流れ お金が戻ってくるまでの「5つのステップ」
- 申し込む
・問い合わせページで必要項目を記入 - 連絡が来る
・問い合わせページで指定した連絡先に連絡が来ます。
・質問されますので、答えます。
・分からないことは分からないと答えても問題ありません。 - 受任通知と引き直し計算
・あなたに代理人が付いたことを貸金業者に通知します。
・それと同時に取引履歴を取り寄せ、正しい利息に計算し直します。 - 貸金業者と交渉
・計算し直した結果、過払い金が発生していれば返還交渉を行います。 - 過払い金返還と報酬支払い
・過払い金が返還されます。
・返還された過払い金の中から、代理人報酬を支払います。
要するに過払い金返還請求を代理人に任せれば「申し込みをして、質問に答えて、後は待っているだけ」となります。
過払い金返還請求でよくある質問
過払い金返還請求に強い代理人を紹介
代理人事務所は数多くあるのですが、事務所によって「得意分野とそうでない分野」があります。
当サイトで紹介している「アヴァンス法務事務所」は全国的に債務整理や借金問題の相談を受け、解決しているスペシャリストです。その流れで、「過払い金問題」においても得意分野としているのです。あなたの味方をしてくれる心強い代理人が24時間無料で相談を受け付けてくれています。
- 初期費用が完全無料。(手持ちを用意する必要はありません)
- 秘密を厳守。(身内や知人に知られません)
- すぐに取り立てを止めてくれる。(取り立てに悩んでいる方におススメです)
- 年中無休で24時間対応してくれる。(深夜でもOKです。)
- 全国対応してくれる。(北は北海道、南は沖縄まで)
どの事務所が良いのかとお悩みでしたら「アヴァンス法務事務所」の無料相談を利用してみてください。きっと、借金の悩みの解決案を一緒になって考えてくれます。
「今すぐの行動」が返還請求を成功させる秘訣!
過払い金返還請求はスピード勝負です。いつ、金融会社が破綻するか分かりません。破綻してしまったら、過払い金が発生していても、極端に低い金額しか戻ってこなくなります。
更に、解約してから10年経ってしまうと時効となってしまうため、1円も戻ってこなくなります。
私の体験談介 実際に過払い金返還請求を行ってみて
このサイトを作成した理由は、私自身が過払い金返還請求をした経験を持っていたためです。大きな金額ではないのですが、長期間お金を借りていた過去がありました。借りては返す、借りては返すということを数年続けていました。
その後、すべて返し数年が経ったころに「もしかしたら過払い金が自分にもあるのかも」と思い動き出したのです。
結論として約12万円が私の手元に戻ってくることとなりました。
コンプガチャで「過払い請求」を知った
ある日、友人にこんなことを言われました。
「コンプガチャが問題になっている。一昔前のように過払い金が問題になるかもね。」
しかし、私は「コンプガチャ」や「過払い金」という言葉を知りませんでした。
「コンプガチャ」を調べてみた
ちょっと調べてみて分かったことは、「コンプガチャ」は「コンプリートガチャ」と呼ばれるもので、ソーシャルゲームをする際に、お金を出してアイテムを集めることらしいということでした。ゲームを優位に進めたり、レアなアイテムを揃える際に金銭が発生するといったものです。
この「コンプリートガチャ」は以前から問題になっているようで、珍しいアイテムが欲しいがゆえに、有料で何度もくじ引きをして、その結果、高額な料金が請求されたという相談が今までにも発生していたようなのです。
そしてこの方法を消費者庁が「景品表示法が禁止している手法に該当する」と考えたのです。
私自身ソーシャルゲームをしているわけではないためピンと来ませんでしたが、要するに「払い過ぎた金額は戻る可能性がある」と解釈しました。それが「過払い金」ということらしいのです。
「過払い金」を調べてみた
次に「過払い金」について調べてみました。どうやら消費者金融などで長期間借り入れや返済を続けていた場合、余分にお金を返している可能性がると言うものらしいのです。
「長期間の借り入れや返済・・・ん?」
私には約10年もの間、消費者金融からお金を借りていた経験がありました。現在では完済していますが、完済したのはここ1、2年の話。完済後、10年未満であれば消費者金融に対し過払い金返還請求が出来るとのことだと分かりました。
ということで、私は「もしかすると自分も対象者かも」と考え、知り合いの税理士に相談してみることにしました。
司法書士を紹介してくれた
過払い金が発生している可能性があると考えた私は、日頃からお世話になっている税理士事務所に事情を話してみました。
すると
「もしかしたら過払い金が発生している可能性があるかもしれませんね。知り合いの司法書士事務所を紹介しましょうか?」
とのことでした。
どうやら過払い金問題は、司法書士もしくは弁護士が対応することらしいのです。
過払い金関連は司法書士もしくは弁護士に相談
知り合いの税理士事務所はすぐに動いてくれて、その日のうちに司法書士事務所から私の携帯電話に連絡がきました。
そして3日後に会う約束をしました。会う場所は私の家の近くの喫茶店。その司法書士事務所からその喫茶店までは約40キロもあるのにも関わらず、来てくれるということになりました。
プライバシーを尊重してくれるから安心
心配されている方がいるかもしれないのでプライバシーに関してお話ししておこうと思います。
「過払い請求」をする方というのは、貸金業者からお金を借りていた経験を持つ方です。私もそうなのですが、貸金業者からお金を借りていたということは正直あまり知られたくはないことです。
そのため、あまり人目が付かない場所が良いかもしれません。一番良いのは司法書士事務所にこちらから出向き話し合うことでしょう。しかし、中には忙しくて、なかなか時間を確保できない方もいると思います。
そういった場合でも、司法書士事務所の方はこちらの都合の良い日程や場所に来てくれます。
※私の場合は来てくれましたが、司法書士事務所によって異なるかもしれません。
司法書士から連絡があった
約1ヵ月ぶりに司法書士事務所から連絡がありました。代理人になってくれるお願いをしてからずっと連絡をしていなかったのですが、今回の連絡は過払い金がどのくらい発生しているのかというのが判明したとのことでした。
元々、連絡は最小限に留めるというお話でしたので、その心構えがあったため、1ヵ月もそう長くは感じませんでした。
発生していた過払い金は案外少なかった
幸か不幸か、私の発生している過払い金は、当初想像していた金額よりもずっと少なく26万円ほどでした。
これは司法書士が引き直し計算をした結果ですので、間違いのない数字です。
ここから、代理人である司法書士と貸金業者の交渉が始まります。満額変換されるのはなかなか難しいということですので、最低ラインを聞かれました。つまり、譲歩できる返還額です。
私は「20万円」と答えました。
貸金業者と交渉する前には必ず連絡がある
今回のように、代理人が貸金業者と交渉に入る際には、必ず依頼人に連絡があります。そして譲歩できる金額も聞いてきます。
勝手に交渉は始めませんし、返還額も決めません。それをしてしまうと信用問題に繋がります。
もし、そのようなことをしそうな司法書士事務所であれば、この段階で代理人を断っても良いと思います。まだ、過払い金が返還されているわけではないので、代理人報酬を支払う必要がないためです。
和解金が決定
引き直し計算により算出された正式な過払い金額の知らせを受けてから数日後、再び代理人事務所から連絡がありました。
「和解が成立しそうです。」
あまりにもあっさりと和解が成立しそうで、ちょっと拍子抜けでした。貸金業者から2つの金額の提示があったようです。
4か月後に返還するのであれば「20万円」、5か月後に返還するのであれば「22万」返還するということなのです。なぜ、1ヵ月の違いが出てきて、さらに金額の違いがあるのかは分かりませんが、返還額が多ければ多いほど良いので、私は後者を選びました。
その旨を、代理人に伝えました。
予想される手元に戻る金額
22万円貸金業者から返還されたら、代理人報酬を支払うと私の手元に戻るのは約11万円~12万円という所でしょう。
ここでちょっと失敗したかもと思ったのは、私がお願いしている代理人は着手金を設定しているところだったためです。
着手金自体が悪いわけではなく、私のように過払い金が比較的低額な場合、着手金が大きな負担となるわけです。
イメージの問題なのかもしれませんが、返還額が100万円ある人は約75万円手元に戻ってくるでしょう。割合で言うと75%です。しかし私の場合は22万円の返還で11万円が手元に戻るので、割合で言うと50%です。
発生している過払い金額により代理人を決定する!?
これは個人的な意見ですが、発生している過払い金額により、代理人を決定する方が良いかもしれません。
引き直し計算をした後に、代理人は貸金業者との交渉に入ることになるので、その前の段階、つまり、正式な過払い金額が分かった段階では、他の代理人にお願いすることも可能なのです。
なので、あなたの条件が引き直し計算をしてもらった事務所に合わないと感じられるようであれば、他の代理人を探すのも一つの手です。
過払い金を受け取る
過払い金返還請求に動き出してから約半年。ようやく私の手元に過払い金が返還されました。
返還された和解金は22万円。そのうち代理人へ着手金5万円と成功報酬の20%である44,000円。合わせて94,000円に消費税を加えた額98,700円を支払い、残りの121,300円が私の手元に戻ってきました。
良かったのか?悪かったのか?
元々、26万円の過払い金が発生していました。そのうち約85%の22万円が返還されたのは成功と言えます。その点は「良かった」と言えます。
しかし、実際私の手元に帰ってきたのは121,300円。戻ってきた金額の約半分です。これを良かったと取るか悪かったと取るかは人それぞれでしょう。
代理人にしてもらったこと
今回の件で、代理人にしてもらったのは以下の通りです。
- 初めの相談
- 取引履歴の開示要求
- 引き直し計算
- 交渉(複数回)
- 貸金業者との和解
代理人に話を聞いたところ、交渉を複数回行ったそうです。初めはやはり低い金額で提示されたらしいのですが、それを断り、結果、発生している過払い金の約85%を返還してもらえるところまで交渉してもらいました。
もし、代理人を通さずに交渉をしていたらどうなっていたでしょうか。全て自分で行わなければいけません。
自分で行うこと
- 取引履歴の開示要求
- 引き直し計算
- 交渉(複数回)
- 貸金業者との和解
これらを全て素人が行うのは時間がかかります。特に「交渉」は、足元を見られがちです。効率が良くないのです。
費用対効果を見ましょう
過払い金の返還請求を行う時には「費用対効果」を考えましょう。あまり時間をかけすぎるのは良くありません。日常生活に負担を抱えることになります。精神的なストレスを感じることもあるでしょう。なぜなら、貸金業者は貸金業のプロです。プロと交渉をするのですから、どうしてもストレスは感じてしまいます。
また、時間をかけてはいけない大きな理由としては、いつ貸金業者が破綻してしまうか分からないためです。
もし、破綻をしてしまったら過払い金の額を一気に減らされたり、返還されない可能性も出てきます。
参照 クラヴィスの破綻