貸金業者クラヴィスが破産 債権者は約46万人とも

貸金業者クラヴィスが破産 債権者は約46万人とも 過払い金 情報提供ブログ

2012年7月5日、貸金業者のクラヴィスが大阪地方裁判所で自己破産の申し立てを行いました。債権者は約46万人いる模様です。

負債総額は約3268億円で、その中の約3219億円は過払い利息の返還債務だそうです。

貸金業者クラヴィスとは

この会社は1975年にリッチ株式会社として設立。その後、貸金業者のプロミスの子会社となりました。

「ぷらっと」「クオークローン」と名前を変更しながら貸金業を行っていたようです。

出資法の上限、29.2%の高い金利を取ることで経営していたのですが、グレー損金利の撤廃が具体化し、事業継続が難しくなったようです。

破産原因

破産原因は、「過払い金返還請求」です。2007年12月に貸金業者登録を廃止して、債権回収を進めてきたようですが、大量の過払い金返還請求により、資金繰りが困難となったようです。

ここで考えてもらいたいこと

今回のクラヴィスのように、破産してしまった場合、過払い金が発生していても取り戻すことは非常に困難となってしまいます。

なぜならば「返還するお金がないため」です。

そうなってはいけないため、過払い金が発生しているのであれば早い段階で返還請求を行うべきなのです。

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