2012年6月12日の日本経済新聞電子版でこのような記事を目にしました。
日本経済新聞の電子版は有料なので、会員ではないため全てを読んではいませんが、冒頭の部分だけ読むことが出来ます。
冒頭に書かれていた内容をまとめると以下の通りです。
高校生がソーシャルゲームでコンプガチャをするために、親のカードで400万円使用した。
これが実際の話なのかどうなのかは、全ての記事を読んだわけではないため分かりかねます。
しかし、このような問題と似た問題が多数起こっていたことは事実です。
子どもが親のカードを使うとは?
問題は、子どもが親のカードを使用することだと考えます。クレジットカードはクレジット会社が支払い能力のある人間い発行する「信頼カード」だと思います。
支払い能力がない場合、一般的には作れません。また、支払い能力のない人間が使うことは出来ないのです。
なので、もっとデリケートに扱うものなのです。
例え、自分の子どもであっても目の届かないところに保管するべきだと思います。
お金の教育が必要
そもそも、こういった事態を引き起こす要因として、「お金の教育」が出来ていないということも考えられます。人間が生きていく上でお金は必要なものです。しかし、学校現場でお金についての教育を行うことはほとんどありません。算数の授業で、「100円のりんごと50円のみかんを買います。1000円出したらおつりはいくらですか?」といった問題を行うことはあっても、「クレジットカードの使い方」など、教えることはありません。
また、「自分の親がどのくらいの収入があるのか?どのような仕事をし、どういった所からお金が入ってきているのか?」という事を知らない子どもが多いのが現状です。試しに聞いてみてください。1ヵ月の生活費がどのくらいかかっているのか?と。電気代、水道代、家賃、ガソリン代・・・その他もろもろ。どのくらいの生活費がかかっているのか知っている子どもは圧倒的に少数です。
当たり前のように毎日のご飯をもらい、服を買ってもらい、お小遣いをもらう。お金は使ったもどんどん補充されていくもの。極端な話、そう思っている可能性もあります。なので、クレジットカードの重みを分かっていないのです。そういったこともあり、このような事件が起こるのです。
なので、教育現場でお金の使い方を教えることは、これからの時代必要な事だと思います。さらに、家庭でお金の使い方を教えるのも当たり前でしょう。
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