貸金業者(消費者金融)と取引のあった方であれば、誰でも過払い金が発生している可能性があります。
特に、長い間取引の経験があれば、過払い金が発生している可能性は高くなるでしょう。なので、あなたが対象者の可能性があるのなら、返還請求をすることは一つの方法と言えます。
ただし、気を付けてもらいたいことがあります。「偽りの情報に騙されない」ということです。
偽りの情報とは
インターネットで色々検索すると、多くの過払い金系のサイトが出てきます。これらの多くは次の通りです。
- 弁護士・司法書士事務所のサイト
- 体験者によるサイト
- グレーなサイト
- ブラックなサイト
正確な情報を掲載しているサイトもありますが、中にはそうではないサイトも存在します。
弁護士・司法書士事務所のサイト
過払い金返還請求の代理人となる弁護士や司法書士が、自分の事務所やサービスの紹介のためのサイトです。
インターネット上に公開しているということもあり、誤った情報は基本的には掲載していないと思われます。
体験者によるサイト
過払い金返還を行ったことのある体験者が作成しているサイトです。自身の情報を掲載しているため、掲載されている内容に大きなズレはないと思われます。
グレーなサイト
弁護士や司法書士、体験者になりすまし、適当に集めた情報で構成されている可能性のあるサイトです。この目的の多くはアフィリエイトサイトであったり、メインサイトの検索結果を上位にするためのサテライトサイトです。
さらに、弁護士・司法書士の世界も競争なので、多くのお客を集めるために様々な手段を使って集客をしています。集客の方法として「釣る」ような表現で書かれている可能性もあるので気を付けてください。(料金、返還方法など)
ブラックなサイト
弁護士や司法書士にも関わらず、偽りの情報を掲載しているところです。契約してみたら実は違ったということがあるようです。
また、例えばですが、「リスクなしで返還請求する方法」といった情報商材のようなものを販売している所は非常に怪しいと考えても良いかもしれません。
普通に返還請求をすれば、普通に返還されます。
確かな代理人を選びましょう
ということもあり、確かな代理人を選ぶようにしましょう。
と言っても、素人にはなかなか判断が付きません。
なので、あくまでも私の経験したことを参照しておきます。私はこれで問題なく円滑に過払い金の返還請求を行い、手元にお金が戻ってきました。
通常の流れ
実際、過払い金の返還請求を代理人を通して行うのに、複雑なことは行いません。
基本的な返還請求の流れ
頭の片隅に入れておきたいことは次の通りです。
- 代理人報酬は返還終了後
- 着手金はあっても1件5万円(無い場合もある)
- 報酬は返還された金額の20%前後
- 返還されるまでの時間は貸金業者によって異なる(約6ヶ月~1年が目安)
- 貸金業者との和解書をもらう
これらは一般的ですので、覚えておくとよいかもしれません。
もし、あなたがコンタクトを取った代理人に違和感を感じ、それが契約前の話であれば、他の代理人を探すのは全然問題のないことです。初めの相談は無料が一般的ですので、あなたに合った代理人を探しましょう。
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