過払い金が発生しているかどうか調べる「無料な方法」
自分で調べれば無料です。
まず、取引していた貸金業者に対し「取引履歴」を送ってくれるようにお願いをします。これは電話で結構です。
「取引履歴が欲しいのですが?」
そういえば、通常は郵送してくれます。貸金業者によっては、取引履歴を開示するための書類を送付してくるところもありますが、送られてきた書類を記入して送り返せば、取引履歴が送られてきます。
ここで注意してもらいたいのは、取引履歴を取り寄せようとすると貸金業者によっては渋るところがあります。そして、拒否して来たり、存在しないと言ってくる場合があります。
でも大丈夫です。
まず、貸金業者というのは、取引履歴を保管する義務があるので、無いということはありません。もし本当にないのだとしたら、法的に違法ということになります。
次に、あなたが取引履歴の開示を請求したら、必ず貸金業者は取引履歴を開示しなければいけません。貸金業者には「取引履歴の開示義務」がありますし、あなた(私たち)には「取引履歴を開示を請求する権利」があるのです。
取引履歴を取り寄せたら、「引き直し計算」を行っていきます。利息制限法に基づき、適切な金利を設定し計算を行っていくことで、正確な返済額が算出されます。
詳しくは「過払い金はいくらある?引き直し計算をしてみよう(All About)」を参照してみてください。
過払い金が発生しているかどうか調べる「有料かもしれない方法」
取引履歴を取り寄せることはそんなに難しいことではないのですが、引き直し計算を行うのは非常に手間ですし、正確に算出する必要があります。計算違いで大きな差が出てくる可能性もあります。
なので、過払い金がどのくらい発生しているのかを調べるときにも代理人にお願いしたほうが良いと思います。5年以上貸金業者と取引していれば、大抵過払い金は発生しています。
ただし、代理人にお願いすると有料になることもあります。多くの代理人は無料で行ってくれます。その後に、過払い金返還請求が出来れば利益が出ると分かっているためです。しかし、代理人によっては取引履歴を請求したり、引き直し計算をするのに費用を請求してくるところもあります。
なので、事前に必ず確認をするようにしましょう。
コメント