「自己破産」を考えているのであれば、その前に必ず過払い金返還請求を考えてみてください。
自己破産をすれば、借金は全くなくなります。これはメリットのように思われますが、それなら借金を抱えている人すべてが自己破産をしていてもおかしくはありません。
「自己破産だけはしたくない!」
そう思っている人が多い理由は、大きなデメリットがあるためです。
自己破産のデメリット
- 一定期間借金(ローン)が出来なくなる可能性が高い。
- 一部の業種に就職できない。
- 身の回りのものを処分する場合がある。
- 生命保険は解約しなければいけない可能性がある。
- 退職金の一部を失う可能性がある。
- 持ち家を失う可能性が高い。
などなど。通常の日常生活をする上で必要であるものを失う可能性があるのです。
借金を帳消しにするわけですから、基本的にあなたが所有している価値のあるもの(お金になるもの)は処分する必要があります。家、車、土地、家財など、お金になりそうなものは処分の対象になります。
例えば借金が500万円ほどで、家を手放したり、土地を手放すと考えるのはあまりにもリスクが高いと思いませんか?
自己破産をする前に考えてもらいたい
自己破産を考えているということは、借金をしていたということになります。借金をしていたということは過払い金が発生している可能性があります。
なので、自己破産をする前にまず過払い金がどのくらい発生しているのかを調べてみてはいかがでしょうか。場合によっては、自己破産をしなくても、借金全額返済、もしくは一部返済することが可能です。
借金が無くなったり、大きく減額すれば、自己破産する必要が無くなります。これにより、あなたの財産を手放さなくても良くなるのです。手放してもすぐに戻ってくるものもあれば、そうでないものもあります。
思い出のある家や土地等は、一度手放してしまうと、同じものはなかなか手に入れることは出来ませんよね。自己破産する前に今一度良く考えてみてください。過払い金返還請求をすることを。
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